幽霊関係

ベイトソンとマルクス─エラーの産物としての貨幣、あるいは、社会の存立に不可欠なエラー

先日、大学院時代の友人から、「マルクスは、エラーの産物である貨幣を、一掃しようと考えていた」と聞かされました。 恥ずかしながら、マルクスの本を一度も読んだことがない私ですが、貨幣の性質を、クラスとメンバーの秩序を無視する存在であるとマルクス…

岡田索雲『ようきなやつら』の感想

久々に漫画を購入した。面白かった。 ようきなやつら (webアクションコミックス) 作者:岡田索雲 双葉社 Amazon 『ようきなやつら』における妖怪の描かれ方と、京極夏彦によるそれの類似点 あとがきを読んで、この漫画の出版に京極夏彦が関与していたことが分…

アコークローの感想

良かった点 いまだその生態が明らかにされていない未確認の生物(?)としてキジムナーが描かれていたのは新鮮だった。脳が作り出した幻影ではなく、はたまた従来の幽霊や妖怪や精霊といったカテゴリーに含められるような存在としてでもなく、まさに「よく分…

アコークロー

下記の映画予告を見て、ふと昔のことを思い出した。http://aco-crow.com/私が小学校3年生の頃。近所の森を徘徊することを趣味としていた私は、ある日、年のころ50から60代の男性に出会った。気絶しそうなほど美しく激しい夕暮れ。木々の緑が次第に漆黒へと…

ネット上に神霊は存在しないというのなら、そのことをちゃんと証明してくれ

気になる記事を見かけた。ネット参拝は是か非か、初詣で前に揺れる神社界神社本庁が、「ネット上に神霊は存在しない」という見解を示したという。しかし、神社本庁はどのようにして「ネット上に神霊は存在しない」ことを証明したのだろう?ネット上で参拝を…

霊に対する京極堂のスタンス

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)作者: 京極夏彦,笠井潔出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/09/14メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 282回この商品を含むブログ (435件) を見る水木しげる&京極夏彦 ゲゲゲの鬼太郎解体新書作者: 水木しげる,京極夏彦出版…

これから読むつもり

だまされない極意―私たちはどう生きればいいんだろう?作者: 安斎育郎出版社/メーカー: 日本機関紙出版センター発売日: 2006/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る霊はあるか―科学の視点から (ブルーバックス)作者: 安斎育郎出版社/メーカー:…