映画

Let it goの訳し方

あのさー俺、最近たまたまさー、小児がん病棟関係の動画を見つけて視聴して、いたく感動してたわけ。 で、この動画でリンキンパークという団体のIridescentという曲が使われてんだけど、サビのLet it goという部分を「あきらめろ」って訳している動画があっ…

Review of Terminator: Dark Fate ターミネーター ダークフェイトの感想

いつものように、いくつか疑問がある。 冒頭で、ジョン・コナーがT800に銃殺される。倒れているジョンに泣き崩れるサラ。スカイネットはT800を過去にいくつも送り出しており、そのうちの一体が遂にジョンを仕留めたという構図。 しかし、奇妙なのは、メキシ…

インターステラー視聴後メモ

映画インターステラーを見てきた。面白かった。ある場面で、「ああ!」と数名のお客さんが声をあげていた。それぐらい、引き込まれてしまう映画であった。 時間は資源である。この言葉が印象的な、重力と時間に関する興味深い映画であった。 この映画を見る…

『セデック・バレ』の感想

セデック・バレは、日本統治下の台湾で、日本人に対して武装蜂起した先住民である、セデック族に関する物語です。 『セデック・バレ』予告編 - YouTube 基本的に、殺し合いで構成されている映画であるため、目を背けたくなる残酷な場面がほとんどです。 しか…

『標的の村』の感想

映画『標的の村』を見た。スクリーンを見上げて涙を流している視聴者が大勢いた。警察に排除される基地反対派の市民の映像。特に高齢者の方が泣きそうな顔をしている時に、涙が感染するような形で、視聴者は涙を流していたように思う。しわの刻まれた、しわ…

大空港2013における嘘の分類

年末に、『大空港2013』という三谷監督による映画を視聴した。面白かった。スピード感溢れる独特の展開と、表情豊かな俳優達のコミカルな演技を楽しんだ。http://www.wowow.co.jp/dramaw/daikuko/「家族」と「嘘」が今回の映画の裏テーマだったように思う。…

Into The Wild

O先生という、何かが多すぎな人類学の恩師から「面白いよ」と以前勧められた映画を観る機会があったので、感想を記しておきたい。イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2009/02/27メディア: DVD購入: 5人 クリック: 105回こ…

農作業58日目(+映画の感想)

先日、那覇に映画を見に行きました。その際に見掛けた沖縄県立博物館。ライトアップという装飾が施されていました。鑑賞した映画では、下記の曲が使用されておりました。「ニューヨークに対する思い」が豊かに表現された曲だと思います。「物質主義的で戦争…

週末に見た映画の感想

3連休だったのでTUTAYAで映画をレンタルした。以下、簡単な感想。 スタンドアップ セクハラを行う男性炭鉱労働者達と闘う女性炭鉱労働者達の姿を描いた作品。 「理不尽な仕打ちに対しては躊躇することなく異議申し立てを行うべきだ。」と考える女性と、「下…

ガタカ

ガタカという面白い映画を見た。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1604237 以下、感想。 あらすじ(ネタバレ注意) 遺伝子工学の発達した未来を描いた映画。 遺伝子操作により優れた人間を作り出すことが可能になった社会では、通常の交わりで生まれた子ど…

S先生のブログ

尊敬する人類学者の1人であるS先生がブログを書き始めました。http://shmz.seesaa.net/上記エントリーにて紹介されている二つの映画、私も気になっていました。特に、『南京!南京!』には、下記の記事を目にして以来、強い関心を持っています。http://head…

武田鉄矢

「男は強いんだぞ!」とか言っておきながら、涙を流しまくる片山刑事(武田鉄矢)が、重森さんは、大好きでした。 参考資料 http://www.nicovideo.jp/watch/sm3931041 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2375923 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2376203 htt…

グラン・トリノ、是非見てみたい

映画評論家の町山氏のブログにて、『グラン・トリノ』という映画を知る。イーストウッドの『グラン・トリノ』はデトロイトへの挽歌別の箇所で町山氏が語るところによれば、この映画は、自動車工場労働者の街として知られるデトロイトを舞台にしており、「今…

「大丈夫であるように Cocco 終わらない旅」上映開始

いつのまにか上映開始になっていた。http://www.dai-job.jp/既に見てきた人の感想がちらほら。今週の土日あたりに鑑賞できれば。

『フツーの仕事がしたい』の感想

『フツーの仕事がしたい』を見た。*1以下、簡単な感想を列挙する。 ユニオンの人たちの心強さと彼らに対する違和感 ユニオンの人たちは心強い。しかし、「人殺し!」「何考えてんですか?」と企業側に詰め寄るその仕方がなかなか恐ろしく危険な迫力に満ちて…

今週末はこれを見たい:『フツーの仕事がしたい』

イルコモンズさんのサイトで下記の映画の存在を知った。ポレポレ東中野という映画館で上映中なのだという。会社員である私にとって、非常に勉強になりそうな内容だと思われる。ルポライターの鎌田慧氏もこのドキュメンタリーを褒めている。かなり見応えがあ…

ひめゆり

風の強い日であった。私は渋谷のアップリンクという映画館に『ひめゆり』という映画を見に出かけた。最初からある程度は予想はしていた。きっと、言語を絶するような恐ろしい体験を、カメラの前の元学徒の方々は語ってくれるだろう。そして、私の中に、怒り…

素人の乱

今日は、『素人の乱』という映画を新宿某所で鑑賞する予定。開演までの時間を、近くの喫茶店で統計学*1の勉強をして潰す予定。それでは行ってまいります。 感想 胡散臭い雰囲気漂う歌舞伎町裏界隈を抜け、重森がたどり着いた新宿ネイキッドロフトには、定員5…

くやしい

映像における登場人物のセリフを識別できないことが多々ある。たとえば、下記の、SINGER SONGERによる『花柄』という曲。「ぶっころす」という歌詞は聞き取れる。しかし、そのあとの歌詞が聞き取れない。「I wanna cry」あるいは「I wanna high」あるいは「I…

トランスフォーマー

映像マニアの友人に誘われ、映画『トランスフォーマー』を新宿まで見に行った。気になる点がいくつか。 「犠牲なくして勝利無し」というセリフを、主人公やその仲間がことあるごとに口にする。 中東にいる米軍兵士が地元のアラブ系の少年と仲良し、という設…

ファイト・クラブ

今さっき、ファイトクラブを久しぶりに(5年ぶりくらいか?)観た。面白い。大量消費社会に対する批判、オウムを彷彿とさせるようなカルトの問題、死が忘却され生の喜びor熱さが失われた時代に対する違和。この映画には、複数のテーマを見つけることができる…

某映像製作マニアとのコラボ開始

本業である翻訳業の傍ら、映像製作を生きがいにしている幼馴染のC氏より、作品製作への協力を依頼された。絵コンテと、現在作成中の映像のカットを見せてもらいながら、作品の構想を聞かせてもらった。私はあまりのその内容の素朴さに驚いてしまった。要約す…

アコークローの感想

良かった点 いまだその生態が明らかにされていない未確認の生物(?)としてキジムナーが描かれていたのは新鮮だった。脳が作り出した幻影ではなく、はたまた従来の幽霊や妖怪や精霊といったカテゴリーに含められるような存在としてでもなく、まさに「よく分…

野蛮な思い出

かなり以前に買った『ゆきゆきて、神軍』のDVDを家で見た。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HPKO/250-3363978-9895425奥崎氏は目立ちたがり屋のように思える。エゴが強い。戦時中の「日本人」全員が奥崎氏のように我が強かったら、戦争を止…

呪われて強くなったアシタカについて

映画『もののけ姫』には、アシタカという名の青年が登場する。彼は呪われることによって、常人離れした力を発揮する。例えば、アシタカが射る矢に当たった武士の頭は、胴体から分離され、丸ごともぎとられていく。『もののけ姫』の作者である宮崎駿は、「呪…

ナビィの恋

TUTAYAで『ナビィの恋』を借りて見た。次のような疑問とコメントがわいた。1、ナビィは、自分が愛してもいない恵達と、何故結婚したのか? 縄をといてあげる条件として、恵達はナビィに結婚を約束させた。ナビィはこの約束を守るために、恵達と結婚したのだ…