精神病

沖縄昔話:臆病で視野の狭い冷たい私に、影響を与えた同級生と某先輩の話

高校生の頃、「米軍基地に対する自分の関心のなさ」を話すと、隣の席の同級生が、次のような話をしてくれた。 小学生の頃、歩道橋のそばに米兵が立っていた。服装を見ればすぐに分かる。ニヤニヤしながらずっと立っていた。下半身を露出させながら。とても怖…

ダブルバインドとは何か?

この記事では、 「ダブルバインドとは何か?」 という疑問に答えます。 答え:ダブルバインドとは人類学者グレゴリー・ベイトソンが提唱した統合失調症(精神分裂症)の説明理論であり、互いに矛盾したメッセージに晒されることです ダブルバインドの正式な…

ブックカバーチャレンジ7日目:とても普通の人たち 北海道浦河べてるの家から

7日目。『とても普通の人たち 北海道浦河べてるの家から』著者:四宮鉄男 とても普通の人たち ベリーオーディナリーピープル~浦河べてるの家から 作者:四宮 鉄男 メディア: 単行本 べてるの家の実践を知ったのは、大学1年の秋頃だったと記憶している。 「幻…

ブックカバーチャレンジ1日目:精神の生態学

1日目。『精神の生態学』著者:グレゴリー・ベイトソン 精神の生態学 作者:グレゴリー ベイトソン メディア: 単行本 ベイトソンの名前を初めて知ったのは、高校2年の頃だったと思います。家にあった心理学の参考書的な本を通して、でした。 当時、「自分は…

エリクソンのテクニック4

エリクソンは、心理療法の場において、次のような2つの手法を駆使していると考えられる。 クライアントが依拠する論理を利用してクライアントを制御する。 クライアントの言動を別の文脈に埋め込むことにより、クライアントの言動を無毒化し状況をエリクソ…

エリクソンのテクニック3

父親であるエリクソンに反抗的なエリクソンの次男の話。 エリクソン:ランス、私の2番目の息子がね、ある日お昼ご飯のときに自信満々に言うんですよ、「パパ、僕はパパが言うことをやらなきゃいけない?」って。「無茶なことじゃなければね」と言うと、「僕…

エリクソンのテクニック2

ひとつの事例。 エリクソン:(中略)相手が敵対的な患者なら、あんたは馬鹿かって返してくる。そのとき、もしこっちがこう言ったらどうなるんだろうね? 「あのう、私は自分が馬鹿だって知っているんですけど、あなたがそれを知ってたとは知りませんでした…

エリクソンのテクニック1

思うところがあり、『ミルトン・エリクソン子供と家族を語る(金剛出版)』を読んでいる。問題を抱えた多くのクライアントを独自の手法により救済へ導いてきた催眠療法家エリクソン。本書は、彼を心理療法家と人類学者がよってたかって取り囲み、「お願い!…

幻覚・妄想大会

私は、精神病(=統合失調症あるいは分裂病)について、まだまだ知らなさすぎる。このテーマに関しても、もっとよく調べたいと思う。http://www.sapmed.ac.jp/sapmed/npsy/contents/introduction/relation/beteru/beteru_1.htm yu 2005/10/10/01:06:01 No.11…