戦場カメラマン

とある戦場カメラマンのサイトを見つけた。

http://www.ubenichi.co.jp/skiji/hashida/hashida_index.htm

文章を読む限り、橋田信介氏はまさしく本物の戦場カメラマンのようである。

テレビ局員や新聞社員、そして大使館職員らがすっかり逃げ出した後に、おもむろに戦場へ潜入する。

橋田氏は山口県に時折出没するらしい。そこで大学の講師をされているようだ。

そして下記のような本も出している。

http://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=5187

約一年前の文章なのだけれど、橋田氏による下記の文章を読み、ただただ悲しくなった。

http://www.ubenippo.co.jp/skiji/hashida/bababobo2003/2003_25.htm

国会における小泉首相の答弁の内容が、全然論理的でないことに、私は腹を立てていたことがある。すぐさま周囲の友人たちが「小泉首相は官僚たちが作成した台本を読み上げているだけだ」と教えてくれた。

官僚たちは国会のたびに徹夜で台本を作成するのだという。実際に官僚からその話を聞いたことのある友人が、私に教えてくれた。

官僚たちが一体何を考えて「非論理的な台本」を作成しているのか私には分からない。官僚とは頭のいい人たちだ。ただ単にアメリカの顔色をうかがっているだけではないような気がする。

官僚たちの本音が知りたいと思う。

彼らは頭のいい人たちだ。

アメリカに追従するような政策を機械的に行っているわけではないだろう。

彼らは頭のいい人たちだから、きっと別の考えのもとで行動しているのだろう。

青二才の私では到底理解することのできないような深遠な狙いがあるに違いない。きっとそうに違いない。

そうでなければ「非論理的な台本」が存在する理由を理解することができない。そうでなければ「非論理的な台本」が存在することを私は許すことができない。