今日の立ち読み


私は本屋でよく立ち読みをする。

今日は北千住のマルイの紀伊国屋で、次の本を立ち読みした。

『世界冷や汗ひとり旅』 西本 健一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796646213/qid=1116147175/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-0955448-4106723

ダライ・ラマに恋して』 たかの てるこ (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344006755/qid%3D1116147240/249-0955448-4106723

以下、簡単な感想を箇条書き。

・『世界冷や汗ひとり旅』 西本 健一郎 (著)

旅とセックスを愛する西本氏は、世界中を旅した経験を持つ「世界旅行者」である。西本氏は建前をけして語らない。そんな氏のスタイルが私は好きである。あとがきにおいて、イラクでテロリストに殺害された香田証生さんが言及されている。香田さんに対する氏の目は優しい(氏による香田さんに関する他の文章については下記を参照)。様々な現象に対する彼の洞察は人をひきつけるものが多い。特に私は、下記のリンク先に掲載されている「人は戦争を好む」という氏の考えがとても気にかかっている。『戦争の甘い誘惑』を是非読んでみたい。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/ideas/pensee27.htm

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/ideas/pensee28.htm

・『ダライ・ラマに恋して』 たかの てるこ (著)

失恋のショックによりチベットまでダライ・ラマに会いに行ったOLによるスノグラフィー。彼女が訪れたラダックという場所には、憑依現象や呪医(シャーマン)や一夫多妻制度が存在しているという。もしかしたら一妻多夫制度も観察できるのではないだろうか。もしそうだとしたらラダックはとてもいい場所だ。研究するのにもってこいの場所だ。「映画マトリックスチベット仏教の影響を受けている」という現地の人による分析が面白い。

http://www1.big.or.jp/~temple21/teramode/9/radak.htm