今日気付いたこと

■住民税が高い地域と低い地域がある。
■『ファイト・クラブ』のタイラーは、高そうな服を着ている。どこかのブランド品を着ているように見える。ブランド品溢れる消費社会を批判しておきながら、ブランド品を愛用するのは、矛盾ではないか?
■『仮面ライダーブラック』のエンディングテーマは、20世紀を懐古する曲であり、なかなか味のある曲であった。今度カラオケで歌おう。

■父が『ロッキー・ザ・ファイナル』について熱くその粗筋を語ってくれた理由がなんとなく分かる。若いヘビー級チャンピオンに、ピークをとっくに過ぎた還暦のロッキーが挑むのは無謀の極みであり、まったくもって「ありえない」話である。しかし、過去の記憶をフラッシュバックさせながら闘うロッキーは非常に格好いい。今は亡き妻のこと、かつて自分を鍛えてくれた師匠の顔、冷凍肉のサンドバック、それなりの文脈をそなえて放たれるパンチには、説得力がある。うまい見せ方だと思う。物語が付与されたパンチの応酬は、ただの殴り合いではない。格闘技を扱う作品にとって、このような見せ方は欠かせない。例えば、『グラップラー刃牙』という漫画があるが、この漫画では、このような技術が存分に生かされている。