鎌倉観光

鎌倉歩き

前の会社の同期たちと、鎌倉に行ってきた。JR鎌倉駅で集合し、昼飯を海沿いの素敵なイタリヤ料理屋で食べる。ここの料理はうまかった。ついつい酒も注文してしまい、海を見ながら酔っ払う。サーフィンやヨットが楽しそうに海に浮かんでいた。

そのあと観音像と大仏を見学。空は晴れ渡り、風が涼しく、絶好の観光日和。

観音像を見学中、「do you mind to take my picture?」と話しかけられ、「your picture? OK」とか適当に返事して、海を背景に金髪の女性の写真を撮ることになる。背景の海は鮮やかに撮れたが、女性の姿が真っ黒になってしまったので、「ごめん。もう一回チャンスをくれ」と英語で言いかける。しかし金髪女性は「thank you!」と礼を言い、デジカメを私からさっさと受け取ってしまったので、なんとなく上記のセリフを、私は言いそびれてしまった。

なぜちゃんともう一回写真を撮ってあげなかったのだろうかと後悔。わざわざ遠くから日本を訪れてくれたのに、悪いことしたなと思う。

帰りの横須賀線のホームで、ちょうどその女性を見かけてしまい、気まずい思いをしながら、電車に乗り込んだ。ひさびさに歩き回って疲れていたので、うつらうつらしながら窓から景色を見る。夕暮れの空に黒い富士山がくっきりと見えた。

この人か

会社でいろいろな人にいろいろなことを言われる。

トムクルーズに似ている(目だけ)」「ジダンに似ている(目が)」「スタイルがいいね」「お尻が小さい」「お笑い芸人で「関係ねえ」って腕をぶんぶんする人に似ている」

既に言われてきたことも上記に含まれているが、ただひとつ、初めて言われたことが最後の「お笑い芸人」である。私はテレビを見ないので、はたして私に似ているというお笑い芸人とはどのような人物なのだろうと疑問に思いながらも、いつしかその疑問自体を忘れて日々を過ごしていたのだが、鎌倉からの帰りに同期とyoutubeの話をしている際に、「小島よしおってキーワードで検索したら面白い動画が見つかるよ」と言われ、家に帰ってさっそく検索してみたら、すべての謎が解けた。小島よしおとは次のような芸人であった。


なるほど、確かに似ている。顔がまず似ている。とても濃い。さらに、彼の芸自体をよくよく観察してみると、「鬼気迫るような雰囲気」が似ていることが分かった。特に、チントンシャンテントンというセリフを言うときの雰囲気が、私がスピーチをする時に醸し出す雰囲気と非常に類似している。

この人物も沖縄出身だという。面白いと思う。独自の世界を作り上げる能力が高いと思う。有無を言わさずその場の空気を変質させる技術に長けていると思う。