愛とオリジナルを超えたカバーについて

父や弟と話す機会があり、次のような情報を入手した。

容疑者Xの献身

映画好きの父は最近『容疑者Xの献身』という映画を見たらしい。

「愛」という未知数の要素が介入してくると方程式における論理性は破綻する。映画冒頭においてガリレオこと湯川博士によるこの伏線が、非常に琴線に触れたそうである。

http://www.dailymotion.com/video/x69lbq_x_news

物語の詳細を父から聞かせてもらった私は、「黙っていれば全てうまくいったのに!」と思わず声を出してしまった。

オリジナルよりも良いカバー(その1)

弟から、マライア・キャリーの曲「Always Be My Baby 」をカバーしたDavid Cookという男性歌手について教えてもらう。

オリジナルよりも断然こっちのほうが素敵だと思う。声は低いが、マライアの曲を完全に自分のものにしている。

オリジナルよりも良いカバー(その2)

はるな愛という名の人物による、あややの物真似を見た。面白い。こういう芸もあるのか。口を動かすタイミングといい、顔の表情や手足の動きといい、かなり考え込まれている。おそらくこの人物は、自宅で何度もあややの映像を見て学習を繰り返したのだろう。

まさに、オリジナルを超えたと思わせるような一芸である。

ちなみに、女性のカバーをしているという点においても、この人物は、そんじょそこらのオリジナルを超えていると思う。