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琉神マブヤーに学ぶ「暴力への対処法」

暴力に対して暴力で応答すること。友人から薦められた下記の番組「琉神マブヤー」を見て、このことの是非について非常に考えさせられた。

http://www.mabuyer.com/index.html

暴力に対して暴力で反応した場合、それは更なる暴力を相手から引き出す。この悪循環を回避する方法。ベイトソン風に言うならば、対称型の分裂生成を回避する方法。「琉神マブヤー第9話」からは、それが模索されている。




第9話において、マジムン*1オニヒトデービルは、「俺とお前は似たもの同士のチューバー*2だ。」と琉神マブヤーに言い放つ。ティーダヤーチュー*3オニヒトデービルを一時的に撃退するマブヤーだが、オニヒトデービルの言葉が頭から離れない。暴力に暴力で対処することについて悶々とするマブヤー。

しかし、最新号の第11話では、それなりの回答が示された。


暴力の代替案。それは例えば以下のようなものであった。

  1. 台風のパワーですべてをなぎ倒すパイカジツイスター。
  2. 相手を健康にしながら勝つゴーヤーヌンチャク。
  3. 強烈なガスで相手を気絶させるプーヒャーヒーヒャー。
  4. 相手をめっちゃ痒くさせるガジャンチョップ。
  5. 変な顔で相手をびっくりさせるヤナカーギーモーメント。
  6. おばー直伝のカメーカメー攻撃。

1と2と6の位置付けがやや困難であるが、3と4と5の手段は、暴力以外の手段による「暴力に対する有効な対処法」と思われる。

相手の暴力性を増幅させずに、かつ、自分の身を守る形で相手の暴力に対応すること。番組自体は、シュールで愉快で沖縄方言満載の超ローカルな内容であることから、視聴者を限定してしまうものかもしれないが、この点について真剣に思考されている点は、高く評価されるべきだと思う。

続きが非常に気になる番組である。

*1:日本語に訳すと「妖怪」「魔物」という意味。

*2:日本語に訳すと「強者」という意味。

*3:日本語に訳すと「太陽のお灸」という意味。