誰に文句を言えばよいのか?

不安抱え住民避難 与那原町で事故後初の不発弾処理

実家の近くの与那原町で、また不発弾が発見された模様。

沖縄には不発弾が今でもごろごろ埋まっている。たまに今でもそれが原因で人が死ぬことがある。

この場合、誰に文句を言えばよいのか?

などと、非難の矛先を探すだけでなく、このような環境をうまく利用することはできないか、とも考えてみる。

ためしに、中学生の頃の自分に戻り、あの頃の自分が沖縄で、不発弾をどのように活用できたかどうか思いを馳せてみる。以下、不発弾有効活用例。

ヤンキーの上級生達に「生意気な奴だ」と目をつけられていたために、集団リンチを受けて殺される可能性が高まったとする。 → 近所のさとうきび畑を掘り返してマイ不発弾を発見し、それを所定の場所に隠しておく*1。いざヤンキーに囲まれたときに、その場所に彼らをうまく誘導すれば、不発弾をヤンキーの足元に叩きつけて爆発させ、自分の身を守ることができる。

↑不発弾の威力が大きいと自分も大怪我するからボツ。また、ちゃんと爆発するかどうか未知数なのでボツ。ヤンキーの一人や二人、素手で倒せるように体を鍛えておいたほうがよい。

暴走族に入っているヤンキーに、抗争用の武器として不発弾を1個1万円ぐらいで販売する。

↑ヤンキーが実際に不発弾を抗争で使用したら、警察沙汰になり、不発弾販売者として私が逮捕されるかもしれないのでボツ。

ヤンキーを含めた地元の人々の幸せを願い、一人でひたすら山や畑で不発弾探しを実施し、見つかり次第警察に連絡し、自衛隊の爆弾処理班を呼んでもらう。やがて他人思いの今時珍しい驚くべき中学生として、新聞やテレビで話題になり、出版した本はパレットくもじの文教図書あたりで山積みになる。

↑ヤンキーの上級生達に「生意気な奴だ」と目をつけられたり、期末試験の勉強をする時間を確保できずに成績が下がって親に叱られたりと、副次的な災害に見舞われるおそれがあるのでボツ。

戦闘機の爆音、我が物顔で公道を走る戦車、米兵絡みの性犯罪に巻き込まれる少女、高い失業率、ナイチャーに恨みを抱くウチナーンチュ、収入の安定しない家庭、常にイライラした親のもとで育ったヤンキー、彼らによる下級生いじめ、勉強ばかりさせて競争に勝つことのみを教え込む学校や親、期待に答えて成績は良いが「それしかない自分」に気付いておかしくなる自分。
上記様々なことに絶望して、世界を終わらせるために不発弾を有効活用。

↑あの頃この活用方法に気付けなくて良かった。

*1:実家の傍の畑を耕していたおっさんが、当時小学生だった帰宅途中の私を呼び止めて、今しがた掘り当てた直径10センチ長さ30センチぐらいの赤茶けた不発弾を「えー見てみい。これ、爆弾よ〜」と、いきなり見せてくれたことがある。きっと地面を掘り返せば、いくらでも不発弾は見つかるはず。