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「お国は?」「沖縄ですが、何か?」―ネイションとアイデンティティの対話―

沖縄問題 イベント

人類学者の前嵩西一馬さんから、下記のシンポジウム開催のお知らせをいただきました。

非常に興味深いです。

しかし重森さんは、仕事で忙しいため、上記シンポジウムに足を運ぶことができません><。

東京で働く重森さんの代わりに、沖縄在住のあなたが、「究極のアジクーター・メニュー ― BLT*1ならぬBCTサンドウィッチ」を噛み締めてくださることを、強く希望致します。

Into the Atomic Sunshine in Okinawa展クロージング・シンポジウム

「お国は?」「沖縄ですが、何か?」―ネイションとアイデンティティの対話―



日時:2009年5月15日(金曜日) 18:30開館 19:00開演
場所:講堂(沖縄県立博物館・美術館3階大ホール)

パネリスト:萱野稔人、知念ウシ、渡辺真也
コーディネータ:前嵩西一馬

今年もまた、「復帰の日」がやってきます。沖縄の本土復帰を巡って、これまで大量の言葉が生み出されてきました。それらの中には、沖縄だけで流通消費するものもあれば、その逆に、主に沖縄の外で流通して消費されているものもあるでしょう。ある時期だけの流行りものもあれば、ある世代だけに通じる叙情的なものもあるかもしれません。「民主主義の教室」において常に「居残り組」の私たちは、これまでに何を学び、そしてこれから何を学んでいくのでしょうか。
平和憲法と戦後美術をテーマにした「Into the Atomic Sunshine in Okinawa」展の幕を閉じるにあたって、基地(Base)、平和憲法(Constitution)、日米安保条約(Treaty)という究極のアジクーター・メニュー ― BLTならぬBCTサンドウィッチをその「教室」の片隅で噛みしめつつ、吟味しようと思います。熱くそして冷静なパフォーマンスと討議を通して、理論・表現・生活といった諸相から見える「復帰」の意味を改めて考えます。私たちが住む場所から、ネイションとアイデンティティについて「今の言葉」を残していければと、願っています。

プロフィール:
萱野稔人(かやのとしひと)
1970年生まれ。2003年パリ第十大学大学院修了。哲学博士。津田塾大学国際関係学科准教授。著書に『国家とはなにか』(以文社)、『カネと暴力の系 譜学』(河出書房新社)、『権力の読みかた?状況と理論』(青土社)など、共著に『「生きづらさ」について?貧困、アイデンティティナショナリズム』(光文社)などがある。

知念ウシ(ちにんうしぃ)
1966年那覇市首里生まれ。むぬかちゃー。津田塾大学東京大学卒業。共著に『人類館ー封印された扉』(アットワークス)『あなたは戦争で死ねますか』(NHK出版)『植民者へーポストコロニアリズムという挑発』(松籟社)などがある。また『沖縄タイムス』にて「ウシがゆく」を2005年7月から今年3月まで連載。2006年スタンフォード大学シンポジウム「沖縄と日本におけるジェンダー植民地主義、軍事主義」にて発表。ピース&グリーンボート2008東アジアクルーズにて水先案内人を務める。

渡辺真也(わたなべしんや)
1980年静岡県沼津市生まれのキュレーター。日本とアメリカにて経済学を専攻後、ニューヨーク大学大学院にて美術修士課程を修了。世界35カ国を放浪していく過程で、国民国家とアートとの関係性をテーマとした国際美術展を製作する様になる。

前嵩西一馬(まえたけにしかずま)
1971年那覇市生まれ。コロンビア大学人類学部博士課程修了。文化人類学・沖縄研究。現在、早稲田大学琉球・沖縄研究所客員研究員、明治大学兼任講師。 論文に、「文化を漕ぐ、言葉を焼べる―沖縄の近代性と共同体に関する民族誌的断章―」(『琉球・沖縄研究』第2号、早稲田大学琉球・沖縄研究 所)などがある。

お問い合わせ:文化の杜共同企業体
TEL:098-941-8200
http://www.museums.pref.okinawa.jp

*1:ベーコンとレタスとトマトから成るサンドイッチ。たぶん。