今日の作業
- 農薬散布の反省
農薬散布の反省
原野の畑のミニトマト。農薬を散布してもしなくても、ミニトマトは持ち直したので、「農薬は使う必要はなかった」と深く反省。たとえ少量とはいえ、葉に散布された殺虫剤は葉から吸収され、いずれは実に蓄積します。全滅する可能性を感じていたからとはいえ、農薬の使用はかなり浅はかな行動でした。
しかし、菌やダニによって引き起こされる病的症状は、実際に存在しているはずです。農薬散布以外の方法で、これらの問題へ対応できるようにしておく必要があります。
上記のような話を家族としていると、父から「竹酢液を作ろう」という提案がありました。竹を焼くことによって得られる液体には、殺菌効果や防虫効果があるそうです。これを農薬の代わりにしようという話になりました。
しかし、原材料の竹が原野にはありません(原野にも竹は生えているのですが、それらは細い竹であり、父が求める竹とは異なるということでした。)
「どこかで見たことがあるな」と記憶を辿ると、首里ワイワイ農園の雑草の一部が、立派な竹であったことを思い出しました。
そんなわけで、今日は原野ではなく、首里ワイワイ農園に直行したのでした。
首里ワイワイ農園
サツマイモの苗が死にそうな雰囲気を醸し出していました。しかし、サツマイモの苗を他の土地に移植すると、だいたいこんな感じでくたっとなるので、このまま様子を見ることにします。
父が探していた竹が無事見つかりました。地面に落ちて朽ちていた竹を5本ほどゲット。
相変わらず、熟したミニトマトが地面にぼとぼと落ちておりました。もったいないです。
ミニトマトと言えば、我々の畑に隣接する崖付近で、野生化したミニトマトが生えていることを、父が発見しました。
よーく見ないと識別できないのですが、茎の太いミニトマトが雑草に紛れて生えています。
実はまだ付いていません。完全に放置されているのに、ここまで逞しく育っているのは驚きです。鳥の糞から発芽したミニトマトなのでしょうか。それともミニトマト畑が単に放置されているだけなのでしょうか。いずれにせよミニトマトの生命力には驚かされます。ここを「第二自然農法コーナー」と呼ぶことにします。
原野の畑
首里ワイワイ農園から原野の畑へ移動。
ラジオからの大音量が畑の奥から聞こえてきます。祝日ということで、「整然とした畑」の主が畑にきておりました。昨日いただいたチシャの苗についてお礼を述べたあと、畑作業に着手しました。
他のミニトマトも開花しそうな気配を漂わせていたので、やや時期尚早ですが、支柱を傍に立てました。
キュウリだけでなく、カボチャの芽もこいつらにかじられていました。早速屠らせていただきました。今日で、合計して5匹ほど土に還っていただきました。
またナナフシに遭遇しました。虫を殺す日に限って、ナナフシを見かけるような気がします。
「不耕起の畑」のヘチマ。人が踏みそうなので、棒で囲んで境界を設けました。