農作業27日目

ここ3日ほど雨が続いていました。

今朝もひとしきり雨が降り、「今日も畑へは行けないのかな」とぼんやり考えながら布団の中でまどろんでいました。

天気予報によると今日は一日中曇りとのこと。午後以降は雨は降らないと勝手に決めて、12時頃に畑に向かいました。

雨の日は基本的に畑には行かないようにしているので、畑を訪れるのは4日ぶりになります。

今日の作業

  • 両親の畑
    • トウガンの苗の移植(by父)
    • 雑草抜き(by父と母と私)
  • 原野の畑
    • みやかこかぶの青虫取り(by母と私)
    • カボチャにビニールカバー設置(by父と私)
    • みやまこかぶの収穫(by私)
    • トウモロコシの植え替え(by母)

原野の畑

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久々の原野。

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連日の雨で瑞々しさが戻りました。

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溜池Bにやっと水が溜まりました。

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早速蛙が産卵しておりました。

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カボチャの苗が虫にかじられておりました。

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このオレンジ色の虫はカボチャが好物のようです。この虫から守るためにカボチャをビニールでカバーしました。

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カボチャは畑に野ざらしになっていたので虫にやられるのは仕方ないのですが、網を被せていたにも関わらず、みやまこかぶは大量の虫にかじられておりました。

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網の内部にいた虫たち。

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こんな奴までおりました。

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外部から飛んでくる虫の侵入を網が防いでくれることを期待していたのに、なぜ網の内部にこんなにも虫がいるのでしょうか。

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隙間から蝶が入り込み、網の内部で卵を産み、それらが孵ってみやまこかぶを食い荒らしているということなのでしょうか。それとも、みやまこかぶに付着した幼虫や卵を見落としたまま網を被せてしまい、それらが網の内部で育ってしまったのでしょうか。

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網の内部から蛾が飛び出す始末。

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もう一箇所のみやまこかぶ畑も同じ状況に陥っておりました。虫によってみやまこかぶの葉が穴だらけ。

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不思議なことに気付きました。網を被せていないみやまこかぶ畑のほうが、網を被せている畑よりも、虫によるダメージが明らかに少ないのです。

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通路に生えているみやまこかぶ。虫によるダメージはほとんど見られません。

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もう一つのみやまこかぶ畑。ここも網は被せていません。みやまこかぶに虫がほとんど見当たりません。ざっと観察した結果、現時点で把握できた事実は以下の3つです。(1)網を被せたみやまこかぶ畑は耕した畑であり、網を被せなかったみやまこかぶ畑は不耕起の畑。(2)前者では雑草が多く、後者では少ない。(3)前者ではみやまこかぶの発育が悪く、後者では良い。

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仮説を一つ思い付きました。「網を被せたみやまこかぶ畑には、青虫や毛虫を捕食する大型の肉食昆虫や鳥が入り込めなかったために、網を被せたみやまこかぶ畑では青虫や毛虫が異常増殖した」という仮説。この仮説が正しいのであれば、みやまこかぶには網を被せないほうが良いことになります。試しに、全てのみやまこかぶ畑から網をはぎとってみました。さてどうなるか。他の仮説も思い付きそうなのですが、しばらくこのままにして様子を見てみます。

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虫に食べられてしまうのはくやしいので、発育の良さそうなみやまこかぶを3本収穫してみました。お味噌汁の具として食べてみます。

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ヘチマを覆っている網に、毛虫が大量に付着していました。

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初めて見る毛虫です。なんで密集して付着しているのでしょうか。それも網の先端付近に。謎です。久々に訪れた畑は不思議だらけ。何でこうなるのという現象に溢れています。この世には不思議なことは何もないはず。不思議な現象を解読したいという強い欲求にかられます。

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とはいえ、毛虫が網の先端に集合している理由は手がかり不足で分からないので、畑の観察に心を切り替え。完全無農薬のステラミニトマト。少しずつですが順調に育っています。

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虫に強いと勝手に思っていたレタス。青虫に全滅させられていました。犯人は青虫でした。

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カタツムリも犯人の一味のようです。

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キュウリの花が咲きました。

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受粉抜きには実が成らないので、悩んだ末、ビニールカバーの上部に大きな穴を開けました。これで虫が受粉をしてくれるでしょう。