PL4010_視覚障害者の指導法_1単位目 受付日:2016.06.01 評価日:2016.07.03

課題

視覚障害を持つ児童生徒の指導法や教材教具について具体的に述べよ。
視覚障害を持つ児童生徒に対する特別支援教育について述べよ。

本文

 視覚障害を持つ児童生徒の指導法や教材教具、彼等に対する特別支援教育について、以下より述べる。
 視覚障害児童生徒の教科教育において、最も欠かせない教材は、彼等の特性に合わせて作成された教科書であろう。これらのうち、点字で学ぶ児童生徒のために作成される教科書が点字教科書であり、弱視児童生徒のために文字や図版を拡大して見やすくした教科書が拡大教科書である。これらの内容は、小・中・高等学校で使用される教科書の内容と同じであるが、点字教科書は一般の教科書よりも量が多く、拡大教科書は一般の教科書とレイアウトの点で異なっている。
 上記は、全盲弱視の児童生徒の教科教育を可能にするものであるが、以下のような課題を抱えている。①作成に多くの手間と費用がかかる(補足情報の追加、視覚障害者に馴染みのある話題・問題への変更、図・レイアウトの修正などの作業が発生)。②出版されている点字教科書や拡大教科書の原典と異なる教科書を、自分の通う学校が採用している場合、児童生徒はプライベートサービスに頼り、教科書を作成してもらわねばならない。しかし、教科の指導内容と、視覚障害児の学習の特性に精通した、教科書編集に長けた教員は、文部科学省著作教科書として出版される点字教科書の編修で多忙なため、プライベートサービスに対応する余裕がない。③高等学校に在籍する生徒には、就学奨励費が支給されないため、拡大教科書の購入は自己負担となる。

続きはこちらで無料公開中。