2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『フリーターズフリーvol.02』の感想

『フリーターズフリーvol.01』に引き続き、『フリーターズフリーvol.02』を読み終える。今の私にとって最も重要だと思われる箇所を、下記に引用する。 行政権力が貧困の当事者を支援の対象と見做すとき、それまでの生業や努力の在り方が徹底的に否定あるいは…

発掘された懐かしの音源を聴きながら二項定理を学習

CDやらMDやらカセットやらを詰め込んだ「思い出いっぱいの音楽ダンボール箱」から、懐かしのライプ音源を発掘。 ギターの音があの曲のイントロ部分にやがて収束していく。「何だろうこの曲は?」という疑問が一気に解消され、納得感と共に、何ともいえない快…

グラン・トリノ、是非見てみたい

映画評論家の町山氏のブログにて、『グラン・トリノ』という映画を知る。イーストウッドの『グラン・トリノ』はデトロイトへの挽歌別の箇所で町山氏が語るところによれば、この映画は、自動車工場労働者の街として知られるデトロイトを舞台にしており、「今…

『フリーターズフリーvol.01』の感想

『フリーターズフリーvol.01』を読み終える。最も印象に残ったのは、杉田氏による「無能力批評」。とりわけ、「自立」という概念について語る杉田氏によって引用される「釜ヶ崎での夜回り」のエピソードに何ともいえない重苦しい衝撃を受けた。「なぜこのよ…

浴びるように

通勤途中に立ち寄った郵便局で、懸案事項であった「もやい」への振込みを済ませた重森さんは、『フリーターズフリーVol1』をポケットに忍ばせ、今日も日比谷線に乗り込んだ。このところ重森さんは、湯浅誠氏の著作と、フリーターズフリーの皆様による著作ば…

『「自己」なるもののサイバネティックス』メモ

都内某所にてベイトソンのAA論文を酒の肴にして歓談。「分裂生成」「対称型」「相補型」「ダブルバインド」「治療的ダブルバインド」「サイバネティックス」「システム理論」。いくつもの難解な専門用語が登場するが、AA論文のポイントを私なりに要約するな…