The Tobii Eye Gaze Learning Curve opens the door to Eye Control and Gaze Interaction ─ トビー視線学習曲線は視線での操作と視線での交流を可能にする

視線入力学習曲線

トビー視線学習曲線

ストックホルム、2012年10月12日 ─ 視線追跡による拡張コミュニケーションと支援技術装置の世界的なリーダーであるTobii Assistive Teconologyは、トビー視線学習曲線を発表しました。これは、眼の操作と視線でのやり取りのための、段階的で要素分けされた指導と学習の道筋です。注意深く発達させられた技術と学習の技術、ソフトウェアと介護者への提案を通して、学習を楽しく続け、どの段階においても豊かにしつつ、全ての身体と認知の能力の一つ一つが、視線操作による利益を得られるようになりました。

全ての人々のための視線でのやり取り

今までは、Assistive Technology内での、視線操作と視線でのやり取りへのアクセスは、視線制御による拡大代替コミュニケーション(AAC)装置を使うためのスキルを、すぐに把握できる人々に限られていました。

トビー視線学習曲線を通して、あらゆる身体的・認知的なレベルの能力の人々が、視線制御のスキルの学習への段階的なアプローチを取ることができます。因果関係の理解ができない人々から、コンピューターへのアクセスを通してより独立した生活を送るための方法を探している人々まで、全ての人々が、成功するためな必要なレベルの支援を得ることができます。

Assistive Technologyの社長であるオスカー・ワーナーは、「視線制御は、身体的な障害のある人々にとって、画面上での選択と場所の指示のための、最も速くて最も効率的なアクセス方法です。トビーでは、視線制御は、もう一つの、そして、構造的な方法で教えられる必要のあるスキルであると我々は信じています」と説明します。「トビー視線学習曲線は、より多くの人々に視線制御技術への門戸を開く、段階的なアプローチを採用しています」とも述べています。

資金供給の可能性を高める

視線制御装置にアクセスできる人々の範囲を広げることが、トビー視線学習曲線のベネフィットの一つです。多くの場合、視線制御装置の購入と資金共有で必要とされる、専門家による推薦は、アクセス方法で測定された達成レベルに基づいています。トビー視線学習曲線は、この達成レベルの測定と、個々の生活における視線制御装置の重要性を証明することを容易にし、視線制御装置の入手をより簡単にします。

学習の段階の定義

視線入力学習曲線

トビー視線学習曲線

トビー視線学習曲線は、学習者の能力に従って、視線制御のベネフィットをどの学習段階でも最大化することを助ける、7つの学習レベルで構成されています。これらは以下の通りです。

1.感覚(Sensory) – 画面との関わりの確立(establishing screen engagement)

2.初期の視線追跡(Early Eye Tracking) – 動機付け、探索、適切な反応に従う行動(motivating, seeking and acting on appropriate user responses)

3.探検(Exploration) – 遊び、探検、コンピューター・アプリケーション・視線制御について知ること(playing, exploring, getting to know the computer, applications and Eye Control)

4.選択(Choosing)  – 視線制御を用いて能動的に標的を狙う(introducing the first real attempts at active targeting using Eye Control)

5.交代で行う(Turn Taking) – 継続的に標的を狙うこと、AACが使用可能かの決定(continued targeting and determining if AAC vocabulary use is a possibility

6.意思疎通(Communication) – AACを用いたシンボルと言語による意思疎通の学習(learning Symbol and Language Communication through the use of AAC Vocabularies)

7.コンピュータアクセスと遠隔での意思疎通(Computer Access & Distance Communication) – コンピュータに十分にアクセスすること、完全なデジタルインクルージョン(obtaining full computer access and complete digital inclusion)

 

※本記事は下記の記事を翻訳したものです。