教員採用試験の一次試験を私服(Tシャツとジーンズ)で受けて最終試験に合格できますか?
この記事では、
「教員採用試験の一次試験を私服(Tシャツとジーンズ)で受けて最終試験に合格できますか?」
という疑問にお答えします。
答え:合格できました。
令和2年度沖縄県教員採用試験(特別支援学校小学部)の一次試験をTシャツとジーンズで私は受験致しました。
そして、一次試験と最終試験の両方に合格することができました(もちろん最終試験はスーツで受験)。
Tシャツとジーンズで一次試験を受験した理由
スーツは嫌いではありません。
むしろ、スーツは気が引き締まるので、どちらかというと好きなほうです。
しかし、コロナの緊急事態宣言中に真面目に家に引きこもり、三食欠かさず食べ続けた結果、体重が63キロから68キロまで増えてしまい、スーツのズボンが履けなくなってしまったのでした。
立っているだけなら問題はないのですが、座るとズボンが下腹部にギリギリと食い込みます。
これでは集中することができません><。
このことが発覚したのが、一次試験の前日でした(もっと早めにズボンの履き心地を確認しておくべきでした)。
以上が、私がTシャツとジーンズで一次試験を受験した理由です。
なぜ一次試験をスーツで受験するのか?
一次試験会場は、スーツ姿の人ばかりであり、Tシャツとジーンズで試験に臨む人は、私一人でした。
Tシャツとジーンズで一次試験を受験することには、かなりの抵抗があります。
沖縄県の教育委員会は、試験当日の服装について、次のような見解を示しています。
「一次試験をスーツで受験しろ」とは書かれていません。
しかし、「試験にふさわしいものであれば、特に指定する服装はありません」や「調節がしやすい服装」などの、幅のある曖昧な言葉が用いられており、受験生としてはかなり迷います。
「曖昧に書くことで、試験に対する我々の常識や態度を、試しているんではないか?!(私服で受験したら減点されるのではないか?!)」
という想像を掻き立てるのに十分な書き方です。
何を隠そう、私自身が、このような想像で頭が一杯でした。
試験当日、Tシャツとジーンズの私は、試験会場でバッタリ遭遇した知り合いに、信じられないという表情で凝視されました。
「ナ、ナんでッ、ソそんな顔でミみ見つめているんだッ!」
いたたまれずに、その答えを半ば知りつつもあえて私が問い掛けると、その知り合いは次のように述べました。
「そソッそんな格好してるとッ、ジュッ受験番号をシシ試験官に記録ッされてッ、アあアとで減点さルッツぞあれれるぞッ!!」
「そ、ソッそソんなことあるではずなうなヨいよ!! いいち次シ試験うわぁはひひひひ筆ッ記の内容ノノのみをヒョひょヒョううかスルッシしケんだdぐgどあからあ!!!」
と冷静に反論しつつも、明らかに私はうろたえていました。
しかし、私は合格しました。
つまり、上記の想像は杞憂に過ぎなかったということです(たとえ減点されていたとしても、合格できたのでたいした減点ではなかったと推測できます)。
リラックスできる服装で一次試験に臨もう