2007-01-01から1年間の記事一覧

帰郷予告

12/29日早朝の便で沖縄に帰ります。そして1/3の夕方の便で東京に戻ります。往復代金5万円も払ってせっかく沖縄に行くので、沖縄でしか体験できないことをしたいと思っているのですが、世間は正月なので、特別な何かを望んでも無理があるように思っております…

クリスマスの夜に

ミラーマンのことが気にかかり、googleで検索したのがいけなかった。当然のように「金城哲夫」というキーワードにぶちあたる。いつか読もう。そう思いつつも、なかなか読むことができないでいたあの本を借りに、重森は近所の図書館に向かった。書庫の奥から…

Youtube紅白歌合戦

ひさしぶりに一橋へ。オカピ主催のYoutube紅白歌合戦に、下記の映像を持参。 非常に受けていたと思う。幕に映像が映るやいなや「Coccoだ!」という歓声があがる。やはりCocco先輩の表情には説得力がある。切実さが伝わってくる。「のっぴきならない何か」を…

目が回るほどの忙しさ

というものを体験しておりました。「解析計画書の作成」「図表レイアウトの作成」「プログラムの作成」「統計勉強会のレジュメ作り」「忘年会の出し物の準備」「『プラセボ効果のメカニズム』に関する発表」が重なり、会社と家を往復する日々が約1.5ヶ月間続…

喫茶店の味ココア

会社帰りにイトーヨーカドーへ食材を買いに行く。すると、飲み物コーナーにあの懐かしい緑色があった。喫茶店の味ココア。私はこれが大好きである。私はココアに目がない。カフェではもちろん、居酒屋でも自動販売機でも、とにかくココアを飲んでいる。ココ…

でーじうけるー!!しかし…

会社から帰宅し、危険な夜のネットサーフィン中に、めちゃめちゃ面白いものを、youtubeで見つけてしまった。 沖縄出身(?)とおぼしき登場人物達の喋り方とそのイントネーション、そして独特の間合いは、ウチナーンチュには馴染深いものだと思う。時折ウチ…

作業報告

土曜日 10時頃起床。風呂に入り昼食を摂る。 食事の後片付け・洗濯・掃除。 カラオケに行く。BOOMの「不自由な運命の中で」で始まり、U2の「with or wihtout you」で締める。 髪を切りに美容室へ。2ヶ月ぶり。美容師さんもU2が好きということで盛り上がる。…

いったーあんまーまーかいが

1週間に1度は、大声を出さないと、頭がおかしくなるので、今日も近所のカラオケボックスへ行く。半額サービス実施中だったので、いつもより30分だけ時間を増やし、1時間30分歌うことにする。「ジュゴンの見える丘」を歌う。演奏に三線のような音が入ってお…

古田貴之

会社から帰宅し、風呂に入った後、ラジオのスイッチをオンにし、メールをチェックする。するとラジオから、非常に魅惑的で、胡散臭い声が流れてきた。当初、その声と話の内容の、あまりのいかがわしさに、ラジオドラマか何かかと見当をつけていたのだが、時…

「人類学バトル」(第3戦) に関する記録:重森という視点より

箇条書きバージョン:経過時間数付き 人類学者になりそこねた現代芸術家に「なぜ私は映像を見て酔ってしまったのでしょうか」と問いかけ、「動体視力」なるものの存在について考えさせられること約1分。 小人を見ることができる人類学者と「小人が見えるよう…

「人類学バトル」(第3戦)

来る10月7日(日)の14:30より、「人類学バトル」の第3戦が、一橋大学にて開催されます。今回の争点は「ポストコロニアル論争」。以下がその詳細です。 「人類学バトル」(第3戦)(日本文化人類学会関東地区研究懇談会)のお知らせ 日本文化人類学会会員及…

「ウチナーンチュ/ナイチャー」の構図

多田氏が、沖縄出身の研究者に対する反論の文章を、ブログにアップしていた。上記の文章を読み、私はギクリとした。多田氏は、上記の反論文を、次のような言い回しで結んでいる。 最重要点だけ繰り返そう。「琉球人/非琉球人」の構図を学者が信じて使うのは…

エミネム

上記のPVにおいてエミネムは、自分自身の問題を語る。自分自身が抱える苦悩を歌う。エミネムは、キンバリーという名の女性(通称キム)と複数回離婚している。キムとの間にもうけたヘイリーという娘をエミネムは溺愛しているが、エミネムは本業の音楽活動で…

素人の乱

今日は、『素人の乱』という映画を新宿某所で鑑賞する予定。開演までの時間を、近くの喫茶店で統計学*1の勉強をして潰す予定。それでは行ってまいります。 感想 胡散臭い雰囲気漂う歌舞伎町裏界隈を抜け、重森がたどり着いた新宿ネイキッドロフトには、定員5…

くやしい

映像における登場人物のセリフを識別できないことが多々ある。たとえば、下記の、SINGER SONGERによる『花柄』という曲。「ぶっころす」という歌詞は聞き取れる。しかし、そのあとの歌詞が聞き取れない。「I wanna cry」あるいは「I wanna high」あるいは「I…

Cocco and Dugongs in Henoko, Okinawa

死んでしまった大好きな人を、静かに悼むような曲だ。あるいは、子どもを優しく眠りへといざなう、子守唄のようでもある。おそらく辺野古には基地が作られてしまうと思う。皆、それぞれの日々を生きるのに必死で、また、沖縄の基地問題に関心がないわけでは…

買いに行こう

「沖縄から」は本になりましたまだ池袋のジュンク堂に4冊ほど余っているらしい。ジュンク堂へGO。 というわけで池袋のジュンク堂本店に本を買いに行った 御徒町駅の前で知らないお婆さんに、「今日は何曜日だ!」といきなり横から質問される。「土曜日です」…

トランスフォーマー

映像マニアの友人に誘われ、映画『トランスフォーマー』を新宿まで見に行った。気になる点がいくつか。 「犠牲なくして勝利無し」というセリフを、主人公やその仲間がことあるごとに口にする。 中東にいる米軍兵士が地元のアラブ系の少年と仲良し、という設…

物語と事実とリアルと沖縄

日本の軍事的責任要求 沖縄返還で米大統領、佐藤首相に 首相は中国の核武装に言及し「沖縄の(米軍)基地をなくすことが考えられないのはもちろんだ」と“基地付き返還”容認を表明。日本は「米国の核の傘の下に安全を保障されている」との認識を明確にし、基…

終戦記念日

戦争はまだ終わっていない。これからも戦争は続き、それに我々は否応なく関与させられる。このことに全くリアリティを感じられないほど、幸せな人や、忙しい人や、何事にも無関心な人の数は、確かに増えた。あの頃との違いは、ただそれだけである。 たとえば…

いかにして事実は特定されうるのか?

高校歴史教科書で沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍関与の記述を修正・削除した文部科学省について。「教科書検定問題というのは事実検証の問題」という仲里氏の意見に私は全面的に同意する。「検定調査審議会の専門家が決めたもので撤回できな…

鎌倉観光

鎌倉歩き 前の会社の同期たちと、鎌倉に行ってきた。JR鎌倉駅で集合し、昼飯を海沿いの素敵なイタリヤ料理屋で食べる。ここの料理はうまかった。ついつい酒も注文してしまい、海を見ながら酔っ払う。サーフィンやヨットが楽しそうに海に浮かんでいた。そのあ…

A Place To Call Home

会社で同僚の女の子に「実家が沖縄なんですね。羨ましいです。将来沖縄に戻って生活したりするんですか?」と聞かれた。沖縄へ観光に行く人々は周囲に多い。とても喜ばしいことである*1。私も沖縄は大好きだ。沖縄ほど、見ていて飽きない夕陽に恵まれた土地…

満員電車における悲鳴の大切さあるいは喧嘩へのお誘い

ボクシングの試合中は、目の前にいる人間の顔を、思い切り殴ってもよい。なぜなら、リング上の二人は暴力を行使しあうことに同意しているからだ。リング上で血を流し、目がつぶれ顔を腫らしながら殴りあう二人を、観客は手に汗握りつつ観戦する。すべては同…

立秋

今日から暦の上では秋なのだそうだ。しかしそんなこと言われても。秋は9月からという気がしてならない。そして、正しい夏の終わりは8月31日だと信じる。親知らずがそろそろ完治。土曜に歯医者で糸を抜く予定。そしてそのままカラオケに行く。『夏の終わり』…

発作的層別

細木数子の言うことを鵜呑みにし「私は霊合星人だからぁ」と語るOL。 『僕の地球を守って』という漫画を読み、「前世で一緒に闘った仲間」を本気で探そうとする女子高生。 座禅姿でピョンと床から一瞬だけ浮いた教祖を見て「空中浮遊だ!」と感動する旧帝大…

2007年夏の収穫

2007年の夏季休暇を消化した。その間の活動内容および収穫を箇条書き。 『精霊たちのフロンティア』を読む。とりわけ「むこうにいけちゃった系」の人類学者の事例が得られて良かった。 親知らずの抜歯。三日目が腫れのピーク。その後しぼむ。一週間でだいた…

フィールドにおいて超常的な存在を知覚してしまった人類学者はいかなる民族誌を書くべきか?

共同研究室で石井先生の『精霊たちのフロンティア』を読んだ。すごい。びっくりした。まさかこのような記述に遭遇するとは思わなかった。石井先生は調査地における超常的な存在である「小人」を、その目で見てしまったようなのである。私は、現地の人々が語…

2007年の夏休みの予定

7/30から8/3までの5日間、夏季休暇を取ることができた。夏季休暇は土日と連続している。合計して9日間、私は自由に時間を使うことができる。2007年の夏季休暇は、以下のようなスケジュールですごす予定。実りある夏になりますように。親知らずが無事に抜けま…

自己責任のススメ

「自己責任」と言いさえすれば、個人に降りかかる全ての災難を、当の個人のみの責任に帰すことができ、その災難について他人は一切責任を問われなくてすむのならば、自己責任という言葉は、とても便利な言葉である。上記のような意味におけるこの言葉の使用…