でーじうけるー!!しかし…
会社から帰宅し、危険な夜のネットサーフィン中に、めちゃめちゃ面白いものを、youtubeで見つけてしまった。
沖縄出身(?)とおぼしき登場人物達の喋り方とそのイントネーション、そして独特の間合いは、ウチナーンチュには馴染深いものだと思う。時折ウチナーグチがしれっと歌(?)や会話にまぎれているのが面白い*1。
夜中にひさしぶりに爆笑した。
これはどのような経緯で誰によって作られた作品なのだろう。
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ひとしきり大爆笑したあと、私はふと不安を感じた。
大声で笑っておきながら、もしもこれが本土の人間のみによって作られた作品であるならば、自らをウチナーンチュと自覚する人間から、この作品の製作者たちは猛烈な非難を受ける可能性があるのではないかと、一瞬思った。
不安になり、さらに調べてみたところ、上記の作品には、沖縄出身の歌手が声優として関わっていることが分かった。
私はさらに不安になった。
この人をウチナーンチュとは認めないウチナーンチュが確実に存在しているという予想が、私を不安にさせるのである。
この作品がウチナーンチュを卑下するために作られた作品ではなかったとしても、ウチナーンチュによってそのように受け取られる可能性はある。私は素直に面白く感じたが、ウチナーンチュの中にはこの作品を「本土の人間がウチナーンチュを貶めるために作った」として解釈する人もいるのではないか。
*1:「てぃーだ」とか「ゆくさー」とか「わたやみー」とか「わじらんけー」とか「なーべーらー」とか。