開拓作業37日目
2/25の午後から雨の日が続いたので、またしても4日ぶりの作業となりました。ニュースによれば東京はかなりの大雪だったようですが、沖縄は晴れ時々曇りの比較的良い天気でした。
雨上がりなので、両親の畑での作業は特にありません。「さて畑はどうなってるのかな?」とはやる心を抑えながら原野に直行しました。
今日の作業
- 原野
- 里芋の畑への移植。
- 畑の観察。
- 根切りで切り株倒し。
- 段々畑の整備。
- 種蒔き(みやまこかぶとキュウリ)。
- マルチ作り。
開拓中の原野の手前にある「整然とした畑」。いつ見ても整然としています。
この畑の主によると、作物への水遣りは一週間に一度でOKだそうです。なんとなく「野菜には毎日水を遣らなければ」と思っていたのですが、そうでもなさそうなので安堵しました(ただし、発芽したばかりの野菜は自宅で育てているとのことなので、成長の段階に応じて水遣りの頻度を変える必要がありそうです。すなわち、畑に移植可能な苗の状態に成長するまでは、頻繁に水を遣る必要があるかもしれません。この点を今度質問してみる予定です。)
まずは、自宅で芽吹いていた沖縄産の里芋を原野の畑に植えました。
次に畑の観察。両親の畑で知り合ったおじいからもらった謎の作物。順調に育っています。
フダンソウに形が似ているので、これらはフダンソウかもしれません。
ホウレンソウ。表土を寄せた外側のホウレンソウの生育がやはり良いです。
今日は新たな種を蒔きました。これはキュウリの種。野口種苗研究所から購入した固定種の種です。
そしてこれはみやまこかぶ。両親の畑では全滅したのですが、今度は原野の畑に植えてみます。
父が作った段々畑。この右の領域にみやまこかぶの種を、左の領域にキュウリの種を蒔きました。
さらに、不耕起状態の土にも、みやまこかぶの種を蒔いてみました。
畑の観察と播種の後、私は黙々とマルチ作りに励みました。今日は、植木用のハサミを持参したので、作業が楽になりました。道具って素晴らしいと実感することしきりです。この道具が、この道具を使用する私の身体と脳にどのような影響を与えていくのか、興味が尽きません。小さなハサミで作業していた時に使っていた筋肉や神経とは別のそれらを、今後私は使っていく。良くも悪くも、このことがもたらす影響に興味津々です。
あんまり計画性がなく、適当に思いついたように種を蒔きまくっていますが、なにごとも試行錯誤の期間は重要なのであります。いっけん無秩序に思える探索活動は、必ずやのちにこの土地の生態系の仕組みに関する情報(物事の輪郭)を我々にもたらしてくれるでしょう。