8月があっという間に過ぎた。
7月から担当を開始した予備校でのセンター現代文講義に引き続き、8月からはセンター英語講義や小論文の添削をも引き受け、それらの準備作業や添削作業で思ったよりも時間を奪われた。8月の大半を私はパソコンの前で過ごしていたように思う。
メインの農作業のほうはどうなっているかというと、無料で私に原野を借してくれていた方から8月上旬頃に連絡があり、原野が競売にかけられることを知らされた。もともと原野は借金の抵当になっている土地であったので、このような事態が生じることは十分に予想されていたのだが、1年も経たないうちに実際に裁判沙汰になってしまうとは思っていなかった。
原野が競売にかけられ、原野の所有者が変化したならば、私は原野で畑をすることができなくなる。
もしも、原野が私でも落札できるほどの価格で売り出されたならば、迷わず買いたいと思う。
しかし、現時点ではどのような値段で原野が売り出されるのかは未知である。那覇地方裁判所の執行官によると、原野の価格が判明するのは今から4ヶ月後とのことであった。つまり原野で心置きなく畑を楽しむことができるのは、あと4ヶ月の間だけということである。
運良く安い値段で私が原野を落札できるならばいいのであるが、そんなに話がうまくいくとは思えない。そのため連絡を受けて裁判所の人から詳細を聞かされた当時は、心にぽっかり穴が開いたような心境であった。
とはいえ、まだあと4ヶ月は原野を使用できるので、それまで何かを原野で育てたいと考えている。
8月は、上記のような出来事もあり、また、大型の台風の再来もあり、心が畑から離れてしまっていた。その代わり、首里方面に週1回、散歩することを始めた。往復2時間。距離にして5キロぐらいであろうか。私は、歩かないと、頭が狂いそうになる。心が落ち着かない時や、悩み事がある時、私は大抵どこかを昔から歩いていた。そんなこんなで、8月は、特に散歩に力を入れた月であった。
歩くと様々なものに気付くことができる。
このような岸壁はダムのような機能を持っており、たいていその下から透明感のある水が湧き出てくる。
これは開邦高校付近の住宅街で見つけた謎の梯子。壁に固定されたままの梯子。
青い物体に記された文言から鑑みるに、レリジョン的な何かと思われ。
場面が変わってここは弁ヶ嶽。見つけてはいけないヤバイ何かを見つけてしまったかもしれません。
映画アコークローを髣髴とさせるおぞましい光景です。猫の死体だ猫の死体だとびびっていたのですが、中身はどうやら違うようです。でも不気味さ満点です。も〜。やめよーよ。こんな風に木に何か吊るすのー。見開いちゃったよ。目を。
あのタワーって一体何なのだろうね。昔から首里にあるけど正体を突き止めたことはまだない。
我謝の大綱引当日。一斉に様々な方角から「録音された法螺貝の音」が聞こえ出したので、発生源を突き止めてみました。あれです。電柱の先端にある「三方向スピーカー」が発生源です。
強気な看板を発見。このように書いておけば、本当に即1万円いただけるのでしょうか。
家の傍で綱を引かれたら、出て行って一緒に引くしかありません。
女性が水を配る風景には、ジェンダーという言葉をすぐに想起してしまいます。
なんとなくエロい手順を経て、今まさに二つの紐が連結されました。
ブレてもしょうがないブレてもしょうがない。だって引いてるんですもの!!
あまりに激しいブレは是非ともカメラにおさめたくなるのが人情というもの!
昔の県立博物館には趣きと親しみやすさがあったので、建物がなくなってしまったのは残念ですが、今は空と雲だけは展示されています。
今日の首里で見た雲には生命力が感じられました。ちなみにここは首里付近。
県立博物館近くの公園にはウォーキング中の人々が大勢おりました。
隣の畑のパパイヤが台風の影響で倒れ掛かっておりました。持ち主は東京に帰ってしまったと聞いたので、手頃に育った実を2つほど、収穫させていただきました。