9月6日の首里散歩
以下は県民大会の前の木曜日の首里散歩の際に撮った写真です。
盗難が相次いだためか、現在は施錠されてしまっています。ちょっと悲しい風景。
県民大会
はい。こっから県民大会の写真。場所は西原町運動公園。駐車場には5台の大型バス。しかしそれでもバスにあぶれてしまった人が発生し、急遽、琉球大学第四駐車場のシャトルバスが役場の人によって紹介されました。
沖縄中からバスが続々と到着し、そこから人が次々に降りていきます。
会場まで歩いて移動です。いつのまにかなにげにデモ行進です。届出のことは知りません。なし崩し的にデモ状態。
オスプレイ反対!と声をあげながら歩道を歩く一団もおりました。気合が入っています。
「オスプレイは安全です」と訴える人々の声が聞こえました。オスプレイ反対に反対している方々もいらっしゃるようです。
次々に入り口に赤い服やハチマキを身に付けた人々が集まってきます。
会場の見取り図です。なんだかミュージシャンのライブ会場のような雰囲気です。
「上空から撮りたい」というあくなき欲望が人をクレーンに乗せてしまったのだと思います。
ドスのきいた声で県民大会スタートです。知事のメッセージが読み上げられるとブーイングが飛びました。沖国大の学生の声は綺麗です。
県民大会は12時すぎに終了しました。私は北谷に用事があったので、宜野湾海浜公園から北谷まで歩きます。
58号線をひたすら北上。右手に見えるのは米軍基地。赤いハチマキをしたまま歩いているので、すれ違う米兵からイチャモンをつけられてしまわないか、かなり心配です。イチャモンをつけられたらつけられたで、英語で何か言い返せるように、頭の中で反論の英文を作成しながら歩きます。
約1時間30分後に、北谷サンセットビーチに到着。暑いです。汗だくです。
北谷サンセットビーチ。暑すぎです。こんなに暑いのに水着で海に入るのは自殺行為です。
近くのイオンで昼食をとったり、涼んだり、営業でイオンに来ていた吉本芸人の漫才を見たり、センター試験の問題を解いたりしているうちに、日が暮れてきました。
BBQしつつ、早稲田大学琉球沖縄研究所関連の人々と久しぶりにお会いし、色々とお話をしました。米軍基地の沖縄への固定に外務省官僚の自己保身的傾向(変化自体を嫌う傾向)が絡んでいる可能性。目取真俊の『眼の奥の森』における暴力の位置付けに関する話。基地問題に関心のない人にとってのリアリティ。己のミスに気付きそれを認めることができる研究者とそうでない研究者の精神構造の違い等。色々と興味深い話を聞くことができました。このような風光明媚な場所でお酒や食事を楽しみつつ、様々な話題で意見を交換する機会が、人生には時折必要です。