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新年の御挨拶

明けましておめでとうございます。さきほど沖縄から東京に戻りました。今年も宜しくお願い致しますm(_ _)m

正月の出来事リスト
  1. 茂木氏と池上氏による南方熊楠に関する対談をMP3プレーヤーに録音。聴きながら空港へ移動。飛行機の中でスチュワーデスに「申し訳ございませんが機内ではご遠慮ください。」とにこやかに言われスイッチを切る。→ 私は熊楠をどう評価していいのか実は分からない。理不思議とか事不思議とかを理解できていない。池上氏がベイトソンに言及。論理階型という言葉をいきなり使っても多くの人は理解できないのではないか。一番気になった言葉はセレンディピティ。「あそこの木の裏に新種の粘菌があるんだー!」*1と、熊楠氏がその木の裏を覗くと、確かに新種の粘菌がそこに発見できてしまうこと。広辞苑によれば、「思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力」とある。単なる偶然として片付け難い、不思議で意味ありげなめぐり合わせ。私が初めて熊楠のことを知ったのは、中学生の頃。確率に関する本*2を通して、偶然性・偶有性・縁について研究した人物として彼の存在を知ったのであった。その当時、なんだか非常にドキドキしたことを覚えている。しかし、くやしいことに本の題名は忘れてしまった。小さい本だった。表紙の色は黄色だったと思う。
  2. 那覇空港からモノレールに乗り、パレットくもじの本屋に寄る。照屋敏子という人物について初めて知る。→ ドルから円に通貨が切り替わろうとしていたあの頃に、「沖縄県民が持つドルを円にではなく金に替えてスイスに送る」というアイディアを提示できたことに唸った。これがもしも実行されていれば、かなりの財が沖縄に残ったのではないか。また、海洋資源をフルに活用しようとする姿勢にも驚いた。こういう人がもっと沖縄にいればいいのにと思う。
  3. 映画を家族で観る。『トレジャーハンター』という映画。→ つまらない。展開が安易にすぎる。なにかと裏側を見れば、手がかりだのヒントだのがすぐにみつかるのはいかがなものか。
  4. 自宅には、弟がレンタルショップで借りてきた『LOST』というテレビドラマのDVDが積まれていた。見てみた。めちゃくちゃ面白い。続きが気になる。疑心暗鬼が物語の中心テーマなのだろうか。見ていてハラハラする。登場人物たち一人ひとりの過去が、次第に明らかになっていく独特の展開も面白い。そのなかでも、呪われた数字の当事者であるハーリーのエピソードに最も興味をひかれる。「偶然とされがちな現象」が、そうではない「必然性を伴った現象」として人々に理解されるにはどのような条件が満たされればよいのか。ひさしぶりに物語生成装置という言葉を想起。
  5. 紅白歌合戦。 → なんかつまらない。なんでだろう。司会のつるべーに切実さが感じられないからだろうか? 妙に余裕たっぷりで、ギリギリ感がないからだろうか?
  6. 『すべらない話』を初めて観る。→ 「フィリップ君」に爆笑。話の内容だけでなく、話し方、顔の表情、声の調子に気をつけることが、すべらないためには必要、と思った。
  7. サンエー各支店において、「5万円分の商品券を購入すれば、もれなく5千円分の商品券がついてくる」サービスが元旦に実施された。近所のサンエーに駆けつけたときには既に行列がながながと形成されており、あえなく打ち切られてしまう。めげずに那覇新都心まで車を飛ばし、メインプレイスと呼ばれるサンエーを目指す。並び始めた途端、なぜか皆がいっせいに走り出したので、私も釣られて走る。どんどん人を追い抜き、メインプレイスの内部へ。那覇マラソン状態のまま店員から整理券をゲット。→ 以前よりも大型ショッピングセンターが沖縄に増加している。そして、あくまで個人的な印象であるが、小さな商店が潰れている。やはりここには因果関係はあるのか。そしてこれは由々しきことなのか。
  8. 自宅のPCがWindows98だったので、思い切ってVistaの購入を進める。経費を安くするために、一部で有名なmouse computer製のPC本体を買う。エクセルとワードがプレインストールされていないからだろうか。5年間保証付で8万円で済んだ。
  9. 家の前の公園に生えていた大木が切られていた。→ 景色はよくなったが、さびしい。熊楠だったら猛烈に怒るのだろうかと想像してみる。御願があったので、そこに祭られている神の名前を確認。3体ある御神体すべてが火神(ひぬかん)だった。
  10. 「時刻は昨日の今頃です。」というセリフをラジオで聞けなかった。→ おそらく土曜日にFM沖縄でオンエアされている「サタデーナイトは土〜するべき?!」という番組で聴けるはず…。
  11. イチローがテレビに出ていた。→ 優れた職人だと思う。投げられてきた球体を棒で特定の場所に運ぶという技術に長けている。そしてちゃんと呪術を使用していた。ヒットが出たならば右足から階段を登る。そうでないならば左足から階段を登る。ちゃんとからめとられてしまえれば怖いものはない。
  12. 青山繁晴氏が、「沖縄は中国に狙われている」という趣旨の発言をテレビで行っていた。沖縄を領有したい中国側のロジックとして青山氏は、「沖縄の首里城の造りは、本土における城の造りと異なっており、中国の文化の影響を強く受けている。国家とは文化である。そのため、沖縄は中国(のもの)である。」という某中国政治家の主張を紹介。 → その某中国政治家がスーツを着ていた場合、中国は英国(のもの)になるのだろうか?
  13. 近海マグロ → やっぱ沖縄で食べるマグロはうまい。本土と比べて安く買えるうえに、味もよいと思う。
追記:例の本

中学生の頃の私に多大な影響を与えた「表紙の色が黄色の本」が見つかりました! 『世にも不思議な偶然の一致』という本。なんとなくムーな感じがします。絶版ぽいのでさっそく中古品を注文。はやく届け。

*1:夢の中でそのありかを知り、実際に熊楠が発見したものは新種の粘菌ではなく、藻だったようである。参考:http://www.aikis.or.jp/~kumagusu/books/jiten_harada_ch3.html

*2:例えば、その本には、誕生日が同一の二人の人物が衝突事故で遭遇した事例や、同姓同名の人間が同じ本を同日に返しにきた事例などが載っており、「なぜこのような出来事が起きるのか」「「偶然とされる現象」には、いまだ把握できていない道理が隠されているのではないか。」という考察がなされていた。