2009-01-01から1年間の記事一覧

狂ったモクバ工科大学

今週末、『狂ったモクバ工科大学』というイベントがあるらしい。非常にあやしい。近所で行われるので、とにかく見に行こうと思う。 MIT Dance Theater Ensemble presents:"LIVE ACTION ANIME 2009: MADNESS AT MOKUBA" (マサチューセッツ工科大学ダンスシア…

ユニオンエクスタシー

北千住駅前の広場で演説をする政治家を、何度か目にしたことがある。政治家達の演説は、どれも熱意のこもった、真剣な演説のようであった。しかし、政治家達が伝えたかったことを私は一切受け取れていない。演説の内容を、そのほんの一部でさえ覚えてない。…

S先生のブログ

尊敬する人類学者の1人であるS先生がブログを書き始めました。http://shmz.seesaa.net/上記エントリーにて紹介されている二つの映画、私も気になっていました。特に、『南京!南京!』には、下記の記事を目にして以来、強い関心を持っています。http://head…

真喜志民子と真喜志勉

某プロジェクトの首謀者であるインディペンデントキュレーターが、そこに顔を出すというので、重森さんは会社を早めに出て駆け付けた。http://azabujuban-gallery.com/ギャラリーに足を踏み入れた重森さんは若干戸惑った。この日はちょうど、真喜志民子さん…

仕事と労働

昨日に引き続き、坂口さんのサイトの日記を読んでいる。「2009年3月6日(金)(前半)」の日記において坂口さんは、「仕事」と「労働」という言葉を区別して使用している。その区別の仕方がとても興味深い。少々長くなるが、下記に引用する。 今、派遣…

公園や河原で生活することはいかにして正当化可能か?

『東京0円ハウス』の坂口さんが、多摩川に小屋を立てて、自ら実際に0円生活を開始したと聞き、坂口さんのサイトを久しぶりに訪れた。http://www.0yenhouse.com/travel/tamagawa.html以前から多摩川で0円生活を実践していたロビンソンと呼ばれる人物の力を借…

「お国は?」「沖縄ですが、何か?」―ネイションとアイデンティティの対話―

人類学者の前嵩西一馬さんから、下記のシンポジウム開催のお知らせをいただきました。非常に興味深いです。しかし重森さんは、仕事で忙しいため、上記シンポジウムに足を運ぶことができません><。東京で働く重森さんの代わりに、沖縄在住のあなたが、「究…

<もやい>から『事業報告書(2008年度暫定版)』が届く

私はNPO法人自立生活サポートセンター・もやいのサポーター会員である。先日、『事業報告書(2008年度暫定版)』なるものが、<もやい>から送付されてきた。67ページに渡る詳細な報告書であり、「中長期的な活動の目標および体制の変化」の報告が目的とされ…

武田鉄矢

「男は強いんだぞ!」とか言っておきながら、涙を流しまくる片山刑事(武田鉄矢)が、重森さんは、大好きでした。 参考資料 http://www.nicovideo.jp/watch/sm3931041 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2375923 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2376203 htt…

エリクソンのテクニック4

エリクソンは、心理療法の場において、次のような2つの手法を駆使していると考えられる。 クライアントが依拠する論理を利用してクライアントを制御する。 クライアントの言動を別の文脈に埋め込むことにより、クライアントの言動を無毒化し状況をエリクソ…

エリクソンのテクニック3

父親であるエリクソンに反抗的なエリクソンの次男の話。 エリクソン:ランス、私の2番目の息子がね、ある日お昼ご飯のときに自信満々に言うんですよ、「パパ、僕はパパが言うことをやらなきゃいけない?」って。「無茶なことじゃなければね」と言うと、「僕…

エリクソンのテクニック2

ひとつの事例。 エリクソン:(中略)相手が敵対的な患者なら、あんたは馬鹿かって返してくる。そのとき、もしこっちがこう言ったらどうなるんだろうね? 「あのう、私は自分が馬鹿だって知っているんですけど、あなたがそれを知ってたとは知りませんでした…

エリクソンのテクニック1

思うところがあり、『ミルトン・エリクソン子供と家族を語る(金剛出版)』を読んでいる。問題を抱えた多くのクライアントを独自の手法により救済へ導いてきた催眠療法家エリクソン。本書は、彼を心理療法家と人類学者がよってたかって取り囲み、「お願い!…

「自由と生存の家」

http://illcomm.exblog.jp/9478352/非常に意義のある試みだと感じたので、寄付させていただきます。また、この社会で働きながら生きていく一人の労働当事者として、それなりの危機感を抱きつつ、下記のシンポジウムにも参加させていただく予定。http://jyuta…

いい写真

http://ambiguousmenace.tumblr.com/post/86752995/tzetze-nopiko-union-extasy光がとても暖かそうである。背景が黒いからであろうか?

アルミ缶の買取価格変動メカニズム

主にネット上におけるリソースを参照し、アルミ缶の買取価格を左右する要因を調査した結果、私は以下の事柄を、より詳細に理解する必要があるということを実感した。 (世界)不況のメカニズム アルミ缶の買取価格の変動に関する言説の多くは、「(世界)不…

『フリーターズフリーvol.02』の感想

『フリーターズフリーvol.01』に引き続き、『フリーターズフリーvol.02』を読み終える。今の私にとって最も重要だと思われる箇所を、下記に引用する。 行政権力が貧困の当事者を支援の対象と見做すとき、それまでの生業や努力の在り方が徹底的に否定あるいは…

発掘された懐かしの音源を聴きながら二項定理を学習

CDやらMDやらカセットやらを詰め込んだ「思い出いっぱいの音楽ダンボール箱」から、懐かしのライプ音源を発掘。 ギターの音があの曲のイントロ部分にやがて収束していく。「何だろうこの曲は?」という疑問が一気に解消され、納得感と共に、何ともいえない快…

グラン・トリノ、是非見てみたい

映画評論家の町山氏のブログにて、『グラン・トリノ』という映画を知る。イーストウッドの『グラン・トリノ』はデトロイトへの挽歌別の箇所で町山氏が語るところによれば、この映画は、自動車工場労働者の街として知られるデトロイトを舞台にしており、「今…

『フリーターズフリーvol.01』の感想

『フリーターズフリーvol.01』を読み終える。最も印象に残ったのは、杉田氏による「無能力批評」。とりわけ、「自立」という概念について語る杉田氏によって引用される「釜ヶ崎での夜回り」のエピソードに何ともいえない重苦しい衝撃を受けた。「なぜこのよ…

浴びるように

通勤途中に立ち寄った郵便局で、懸案事項であった「もやい」への振込みを済ませた重森さんは、『フリーターズフリーVol1』をポケットに忍ばせ、今日も日比谷線に乗り込んだ。このところ重森さんは、湯浅誠氏の著作と、フリーターズフリーの皆様による著作ば…

『「自己」なるもののサイバネティックス』メモ

都内某所にてベイトソンのAA論文を酒の肴にして歓談。「分裂生成」「対称型」「相補型」「ダブルバインド」「治療的ダブルバインド」「サイバネティックス」「システム理論」。いくつもの難解な専門用語が登場するが、AA論文のポイントを私なりに要約するな…

SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI

土曜の17:00はラジオの周波数を80.0MHzに合わせる。私はTOKYO FMの『SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI』のファンである。この番組は、「専門的な話に興じるバーの客の話に、主人公らしき中年紳士*1が聞き耳を立てる(その際必ずグラスを傾ける音がする)…

ローリング

高校3年の夏。首里中学校の近くのレンタルビデオ屋で購入した中島みゆきのCD。ローリングは、これに収録されていた曲である。大学1年の頃、一人静かに部屋で聴いていた、思い出深い曲でもある。この曲を聞くと、当時の下宿付近の風景を思い出す。都市高速と…

寄付

寄付をお願いします1、 活動資金の寄付をお願い致します。■サポーター会員 「もやい」の日常活動(事務費、通信費等の諸経費)を財政面から支えていただく、「サポーター会員」制度を設けています。年会費は1口5,000円)です。■資金カンパ 資金カンパは随時…

『【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か?』に対する違和感と疑問

MSNのサイトに掲載されていた『【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か?』という記事を読んだ。 【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か? (1/6ページ) 【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か? (2/6ページ) 【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か? …

『人間講座「言葉の力・詩の力」』の復活を心から願う会

随分前にどこかの旅館で、『人間講座「言葉の力・詩の力」』という番組を見る機会があり、その面白さに衝撃を受けたことがある。それは、巷で耳にする歌の歌詞を紹介し、そこに登場する言葉を延々と批評していくというスタイルの番組であった。その批評を行…

誰に文句を言えばよいのか?

不安抱え住民避難 与那原町で事故後初の不発弾処理実家の近くの与那原町で、また不発弾が発見された模様。沖縄には不発弾が今でもごろごろ埋まっている。たまに今でもそれが原因で人が死ぬことがある。この場合、誰に文句を言えばよいのか?などと、非難の矛…

自立したホームレスを称賛することの功罪と私達の責任

ここ数日、私は隅田川の鈴木さんを称賛し続けている。ホームレスと呼びうるような生き方をしている鈴木さんは、会社や国家の制度に全く頼らないという意味において、自立した人間といえそうである。私はまさに鈴木さんのこのような自立状態を称賛の的にして…

「東京0円生活ナイト!」第二弾には是非とも参加したい

id:monodoi:20090111:p2と坂口さんのサイトにて、1/11の「0円ナイト」が非常に盛り上がったことを知る。私も行きたかった!!><。 第二弾が開催されるようなので、それには是非とも参加したい。 追記 それにしても、坂口さんのサイトで読める彼の日記は面…