農作業13日目
今日の沖縄は風が強いです。雲の動きが早い早い。陽射しもなかなか。風の強い夏の午後を思わせるような天気です。
久々に両親の畑に行った後、原野の畑に向かいました。
今日の作業
両親の畑
両親の畑は、JAの募集に母が応募してレンタルした5坪ほどの広さのものです。周囲には同じような畑がひしめいています。これらを観察するのも楽しみのひとつで、最近はこのような形でビニールに覆われた苗を様々な畑で目撃します。
畑によって、ビニールの設置方法には細かな違いがありますが、どれも中央が空いています。
中央が空いているので、これらのビニールは虫の侵入を防ぐ目的で設置されたわけではないように思えます。ちょっとした温室を作り、作物の成長を促すことが目的なのでしょうか。今度畑の主に会えたら質問してみようと思います。
かつて自然農法コーナーだった区画。一度大規模な草刈りが行なわれたのですが、雑草に再び覆われつつあります。なんとなくミニトマトはないかなと目を凝らしてみると。。
ありました!大規模な草刈りを生き延びたミニトマトです。太い根が生きていたので復活できたのでしょう。残念ながら生き残りはこの一本だけのようですが、かなり嬉しいものがあります。
両親の畑。網にからんだツルムラサキを全て収穫し、網の下付近の土にゴーヤーの種を植えました。
ヤクルトの容器から父が取り出したのは、去年ここで収穫した「願寿ゴーヤー」という名のゴーヤーの種。このゴーヤーの実はかなり大きいです。
突如、畑に面した道路に車が止まり、そこから土木作業着姿の男性が現れました。「こんにちは」と挨拶すると、「ちょうど間引きするところだから、もってって」と男性は言い、レタスとチシャを大量に我々にくれました。畑をしはじめてからというもの、作物をいただいてばかりです。他人に与えられるほどの野菜を育てることはまだできていません。何らかの野菜を大量に育てて、作物を挨拶の際に交わす言葉のように交換してみたいものです。
原野の畑
今日は強い風が吹いています。原野の畑は高台にあるので、今後必ず台風対策が必要になってくるでしょう。
まだ芽は出ていませんが、これらのジャガイモを種芋として植えるつもりです。
こちらの「不耕起の畑」のヘチマは順調に育っているのですが。。
ビニールの内部。ビニールの覆いは、今のところ、理にかなった行いだと確信できています。
トウモロコシ。今のところ虫はついていないようです。このまま虫が付かないことを希望します。ニラやネギには虫がつきにくいので、これらの植物の遺伝子を組み込んだ野菜を作り、虫が寄らないようにするという方法を思いついたのですが、ダメでしょうか。少なくとも、農薬製造工場から出る排水に生息している菌の遺伝子を組み込んで、農薬に耐性のある野菜を作るよりかは良いアイディアだと思うのですが。