与那原中学校の裏で見つけたウナギ
今日も沖縄は快晴。2013年度のセンター試験国語(評論と小説)の問題を解き終えたあたりで、「東浜方面に散歩に行かないか」と両親に誘われました。ちょうどカインズで買物をしたかったので、一緒に散歩に行くことにしました。
カインズでは1500円のシャベルを購入。これで明日から運玉畑で更に溜池掘りを加速させることができます。溜池掘りは楽しいです。掘れば掘るほど深くなります。打ち込んだ分の労力の成果をはっきりと目で確認することができるのは素朴に嬉しいです。
買物の後、与那原中学校の裏の川岸をブラブラ歩きます。川を覗きながら歩いていると、父が大きな声をあげました。急いで父に駆け寄り、その視線の方向へ目を向けます。すると確かにそこには妖しいものがおりました。
ウナギの一種でしょうか。あまりにも大きいので、潮が引くまで待ち、近くで観察してみることにしました。
どうやらこれは御願(うがん)のようです。沖縄では油断していると拝みポイントにぶつかります。
次第に川の色が海の色に近付いてきます。先ほどのウナギは海から流れ着いたのでしょうか。
知念高校です。裏が海の高校。素敵です。塾の生徒の大半がここの高校の生徒です。
磯の香りとともに、何ともいえない臭い匂いもしてきます。見るとやはり下水溝がありました。
20年前から疑問に思っていることがあります。どうして下水処理施設で下水を処理できるようにしないのだろうかと。川や海を生活排水で汚せば川や海で収穫できる食べ物が減ってしまうのに一体何考えてんだと不思議に思います。
それでもこの一帯は海の幸に恵まれた場所のようです。「漁業関係者以外は大規模に獲るなよ看板」が厳かに出現しました。
捨てられていた金槌を見つけたので、それを使ってウナギを持ち上げてみました。
金槌8本分の長さでした。つまり約2.5mということになります。かなり長いです。
生まれてこのかた、こんなに長いウナギは見たことありません。ていうか、これはウナギなのでしょうか。海が近いことを考慮すると、ウツボの死体のようにも思えます。
すぐ近くに下水溝がありました。ここからウナギが流れてきた可能性もあります。
このまま海に流されてしまうのはもったいないと思い、顎に金槌を引っ掛けて、潮の影響を受けない場所へウナギを避難させました。
明るいところで伸ばして眺めてみると、あらためてウナギの長さに驚きです。近所の人々も珍しそうに上から眺めていました。
傷んでいないほうの顔を見てみました。「ウナギの顔」であるように思えますが、実際のところ、これは何なのでしょう。何という名前の生き物なのでしょうか。正式名と、いままでどこで生きていたのかが非常に気になります。河口付近で生きていたのか。上流から流されてきたのか。海から流れてきたのか。どうにかしてこいつの正体と生態を突き止めたいんですけどどうにかならないのでしょうか。
ウナギの死体を見たい方は急いで与那原中学校裏の川岸へ。もしもこいつの正体を知っている方がいれば、是非とも御教示お願い致します。