教育実習先の確保はどう行えばいいのでしょうか?
この記事では、
「教育実習先の確保はどう行えばいいのでしょうか?」
という疑問にお答えします。
内諾交渉を行う時期・スケジュール
下記のスケジュールで、私は教育実習先と内諾交渉をしました。
- 2016年1月初旬:母校の小学校にボランティアとして入り内諾交渉
- 2016年1月下旬:明星大学通信教育部に入学
- 2017年1月上旬:最寄りの特別支援学校に電話して内諾交渉
- 2017年9月4日~10月2日:母校の小学校で教育実習
- 2017年11月6日~11月17日:最寄りの特別支援学校で教育実習
結論としては、教育実習を行いたい時期の約10ヶ月~1年前に、実習校に電話して、内諾交渉を行うのがベストだと思います。
私の場合、小学校に関しては、教育実習の1年8ヶ月前に、内諾交渉をしています。これはちょっと早すぎでした。対応して下さった教頭先生が、「来年度?再来年度?いつ教育実習したいの?」と混乱していました。2017年9月に教育実習をしたいのであれば、その約10ヶ月~1年前の、2016年7月~9月頃に内諾交渉をしたほうが良いと思います。
特別支援学校に関しては、最初に電話した特別支援学校が「実習生が多すぎて受け入れ不可能」という状態だったため、別の特別支援学校に電話をして内諾を得ることができました。
特別支援学校の数は小学校より少ないです。そのため、「特別支援学校の受け入れキャパを超えて実習生が集中してしまう」ということがあるので要注意です。むしろ、特別支援学校との内諾交渉は、約10ヶ月~1年前ではなく、約1年半前から行ってもいいかもしれません。
内諾交渉の電話で話す内容
内諾を得るために、実習先に電話をする必要があります。
私は小学校にボランティアとして入ることができたので、教頭先生に内諾交渉を直接行ったのですが、特別支援学校については、電話で内諾交渉を行いました。下記は、その際に作った台本です。
- おはようございます。わたくし、明星大学の学生をしております〇〇と申します。教育実習の件でお電話させていただいております。教頭先生はいらっしゃいますでしょうか。
- 【教頭先生が電話に出た場合】お忙しいところ失礼致します。わたくし、明星大学の学生をしております〇〇と申します。教育実習の件でお電話させていただいたのですが、2017年度に御校にて教育実習をさせていただくことは可能でしょうか。
- 【教頭先生が不在の場合】さようですか。では、再度こちらからお電話させていただきます。どうもありがとうございました。失礼致します。
教育実習の話は、教頭先生が窓口となっているので、教頭先生に上記のように伝えることができれば、あとは「では、〇月頃に再度ご連絡ください」や「内諾を受け付けました。具体的な実習期間や指導教諭につきましては、決まり次第ご連絡致します」という形で話が続きます。
その後は、教頭先生の指示に従って、内諾書などの関係書類を揃えたり、必要な単位を満たしたりなど、教育実習を行える態勢をしっかり整えていきましょう。